当院の特徴
入院(療養型病院とは?)
あくまで医療を主体とする慢性期医療を提供する病院ですから、介護主体の患者様は原則的にご入院できません。しかし医療制度上の区別とはいえ、医療と介護を区別して治療は成立しません。また、急性期医療と慢性期医療の間に一線を画することも不可能です。慢性期の経過中に急性期の病態が合併することは日常的に発生します。
したがって、私どもは医療制度上の制約があるとはいえ、今現在患者様に求められる医療は急性・慢性を問わず出来るかぎり提供するように努めます。
外来
外来受付は午前9時から午後0時まで(午前診)午後6時から午後7時まで(金曜のみ夜間診)であります。ただし急病患者様は随時受け付けます。
本院では経鼻内視鏡を使いより負担の少ない上部消化管検査も施行しております。大腸ファイバースコープによる下部消化管検査も可能です。
また、膠原病の検査、治療に重点をおいた診療も行っております。
当院は救急告示病院です。日曜・祭日・夜間の救急患者さまは原則受け付けできる体制が整っておりませんが、本院受診歴のある方や近隣の方は常時受け付けられるよう心がけております。
診療科は、内科一般、リウマチ、膠原病、外科、皮膚科、リハビリテーション科です。
入院を希望される方へ
本院は西神戸医療センター、兵庫県立がんセンター、明石市民病院、北播磨医療センター等々の近隣基幹病院との連携を密にさせていただいており、入院患者様の9割はこれらの病院を含めた他院からの紹介患者様によって占められております。入院に当たっては事前に患者様の病歴を含めた紹介状とともに御家族との面接を必須条件にしております。その際に院内の参観、入院費用について等々の打ち合わせをさせてもいただきます。
経口的に食事摂取の難しい患者様には、末梢血管栄養や中心静脈栄養等の経静脈栄養,NGチューブを用いた経鼻栄養、胃ろうによる経管栄養等も可能です。気管切開、人工呼吸器装着による人工呼吸の施行、管理も可能です。
尚、当院では結核患者さまの入院は許可されません。がん患者さんの化学療法も原則的には施行しておりません。末期がん患者さんの疼痛緩和療法は事情によってはお受けすることもありますのでいつでもご相談下さい。
栄養科
病院給食を委託にされることが多い中、当院では、開業以来「直営」を維持し続けております。厨房はオール電化でIHを使用し、一般食だけではなく、治療食においてもきざみ食やミキサー・ゼリー食など、摂取状態に合わせた対応を行っております。当院の患者さまは、長期入院される方が多いため、月に8回程度選択メニューを実施し、行事食やデザートなど手作りにもこだわっております。
また、個別対応にも力をいれており、できる限り患者さまのご希望に添えるよう工夫しております。